楽天・Amazon・Yahooのペナルティ制度|モール別違反点数と対処法
2026年3月23日
楽天市場の違反点数制度(7段階)・Amazonのアカウント健全性(5指標)・Yahoo!ショッピングの強制休店・退店を横断比較します。違反内容別の点数一覧、アカウント停止の条件、違反通知時の対処フロー、日常の予防チェック体制まで整理します。
対象読者: 複数モールに出店中のEC担当者で、違反通知を受けた際の対処法やペナルティの予防策を知りたい方
この記事で分かること
- —楽天の違反点数制度7段階(5点〜100点)の仕組みと主な違反パターンが分かる
- —Amazonのアカウント健全性5指標の基準値と改善計画書の書き方が分かる
- —Yahoo!の強制休店・強制退店の条件と復旧の可能性が分かる
楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングはそれぞれ異なるペナルティ制度を運用しています。楽天は「違反点数制度」、Amazonは「アカウント健全性スコア」、Yahoo!は「強制休店・退店」と、仕組みも処分の重さも異なります。複数モールに出店している場合、各モールのルールを把握していないと、あるモールで問題ない運用が別のモールでは違反になるケースもあります。
本記事では、3大ECモールのペナルティ制度を横断比較し、違反通知を受けた場合の対処フローと日常の予防策を整理します。
3モールのペナルティ制度を横断比較
楽天は「累積点数+違約金」、Amazonは「スコア+即時停止」、Yahoo!は「2度で永久退店」という異なるアプローチです。
| 項目 | 楽天市場 | Amazon | Yahoo!ショッピング |
|---|---|---|---|
| 制度名 | 違反点数制度 | アカウント健全性評価 | ガイドライン違反処分 |
| 仕組み | 違反内容ごとに点数加算。累積点数でペナルティ段階が決定 | 5指標のスコア(200〜1,000)で評価。基準値を下回ると段階的処分 | 規約違反の重度に応じて強制休店→強制退店 |
| リセット | 毎年1月1日にリセット | リアルタイムで変動(改善で回復可能) | リセットなし |
| 最も重い処分 | 契約解除+違約金300万円 | アカウント永久停止(閉鎖) | 強制退店(永久停止・再出店不可) |
| 違約金 | あり(70万〜300万円) | なし | なし |
| 復旧の可能性 | 点数リセットで回復(契約解除前に限る) | 改善計画書の提出で復旧可能 | 強制休店は可能性あり。強制退店は不可 |
楽天市場の違反点数制度
楽天は違反内容ごとに5〜100点の点数が加算され、累積点数に応じて7段階のペナルティが科されます。
違反点数の仕組み
楽天市場の違反点数制度は、ガイドライン違反が検出されるたびに違反内容に応じた点数が加算される累積方式です。点数は毎年1月1日にリセットされます。
違反レベルI〜VII(点数・処分内容・違約金)
| レベル | 累積点数 | 処分内容 | 違約金 |
|---|---|---|---|
| Ⅰ | 5点 | 軽微な警告 | なし |
| Ⅱ | 20点 | 警告・改善命令 | なし |
| Ⅲ | 35点 | 検索順位制限(7日間)・WEB講習義務 | なし |
| Ⅳ | 55点 | 広告機能制限(14日間)・対面講習義務 | なし |
| Ⅴ | 75点 | ランキング・検索制限・違約金 | 70万円 |
| Ⅵ | 80点 | 14日間改装中表示・違約金 | 140万円 |
| Ⅶ | 100点 | 原則契約解除 | 300万円 |
よくある違反パターン5選
| 違反内容 | 点数 | 具体例 |
|---|---|---|
| 画像ガイドライン違反 | 5点 | テキスト占有率20%超、枠線使用、背景ルール違反 |
| 景品表示法違反(二重価格・誇大表現) | 20点 | 販売実績のない通常価格からの割引、「No.1」等の根拠なし表現 |
| 薬機法違反 | 35点 | 化粧品・健康食品で効果効能を断定する表現 |
| レビュー操作 | 80点 | サクラレビュー、高評価条件の特典、店舗関係者の投稿 |
| 禁止商材の販売 | 100点 | 楽天が禁止する商品カテゴリの出品 |
画像ガイドラインの詳細は楽天 商品画像の基本、レビュー施策のルールは楽天レビュー活用の基本を参照してください。
違反通知を受けたときの対処手順
- RMSで通知内容を確認: 違反項目・加算点数・累積点数・対応期限を把握
- 該当商品を特定: 通知に記載された商品管理番号から対象ページを特定
- 即時修正: 画像差し替え・テキスト修正・価格設定の修正を実施
- 修正完了をRMSから報告: 改善内容を楽天に報告
Amazonのアカウント健全性と停止・閉鎖
Amazonは5つの指標でアカウント健全性を数値化し、基準を下回るとアカウント停止のリスクが高まります。
アカウント健全性の5指標と基準値
| # | 指標 | 基準値 | 超過時のリスク |
|---|---|---|---|
| 1 | 注文不良率(ODR) | 1%未満 | アカウント停止の最重要指標 |
| 2 | 出荷前キャンセル率 | 2.5%未満 | 7日間ごとに集計。超過でアカウント停止リスク |
| 3 | 出荷遅延率 | 4%未満 | 出荷予定日を超過した割合 |
| 4 | 追跡可能率 | 95%以上 | 有効な追跡番号付き出荷の割合(30日間集計) |
| 5 | 規約の順守 | 違反ゼロ | 知的財産権侵害・商品苦情等のカウント |
**注文不良率(ODR)**は最も重要な指標で、低評価レビュー・チャージバック・Amazonマーケットプレイス保証申請の3要素で算出されます。1%を超えるとアカウント停止の対象となります。
アカウント健全性スコア(200〜1,000)
Amazonはポリシー違反に対して重大度を3段階(重大・高・中程度)に分類し、違反ごとにスコアを減点します。
| スコア | 状態 | 色 |
|---|---|---|
| 1,000 | 最良(違反なし) | 緑 |
| 200以上 | 良好〜注意 | 緑〜黄 |
| 200未満 | 危険(アカウント停止リスク) | 赤 |
セラーセントラルの「アカウント健全性ダッシュボード」で確認できます。Amazon運営全体についてはAmazon運営の全体像を参照してください。
アカウント停止の原因と停止通知の流れ
アカウント停止の主な原因は以下のとおりです。
| 原因カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| パフォーマンス指標の悪化 | 注文不良率1%超過、出荷遅延率4%超過 |
| ポリシー違反 | 知的財産権侵害、禁止商品の出品、レビュー操作 |
| アカウント情報の問題 | 本人確認書類の不備、複数アカウントの保有 |
停止通知はセラーセントラルのメールとダッシュボードに表示され、通常17日以内に改善計画書の提出が求められます。
改善計画書の書き方と提出手順
改善計画書には以下の3点を具体的に記載します。
| 記載項目 | 内容 | 記載のコツ |
|---|---|---|
| ①問題の根本原因 | なぜ問題が発生したか | 「確認不足」等の曖昧な表現ではなく、具体的なプロセスの不備を特定 |
| ②実施した改善措置 | 問題を解決するために何をしたか | 「該当商品を削除した」等の具体的なアクション |
| ③再発防止策 | 今後同じ問題が起きないための仕組み | 「チェックリストを導入し、出品前にダブルチェックする体制を構築」等 |
提出後、通常1〜2週間で審査結果が通知されます。不承認の場合は指摘事項を修正して再提出できます。
アカウント閉鎖からの復旧は可能か
アカウント「停止」と「閉鎖」は異なります。停止は改善計画書の提出で復旧の可能性がありますが、**閉鎖(永久停止)**は復旧が極めて困難です。レビュー操作や重大なポリシー違反の場合は一発で閉鎖となるケースがあります。
Yahoo!ショッピングの強制休店・退店
Yahoo!は違反の重度に応じて強制休店→強制退店の段階的処分を行い、2度の違反で永久退店となります。
強制休店の原因
強制休店になる原因は大きく「規約違反」と「ユーザー対応不備」の2つです。
| 原因カテゴリ | 具体例 |
|---|---|
| 規約違反 | 禁止商品の出品、ブランド品の無許可販売、無在庫販売、虚偽表示 |
| ユーザー対応不備 | 返品・交換への不対応、長期間の出荷遅延、消費者からの苦情多数 |
| レビュー操作 | やらせレビュー、出店者の意に沿った投稿の依頼 |
Yahoo!ショッピングの運営全体についてはYahoo!ショッピング運営の全体像を参照してください。
強制休店と強制退店の違い
| 項目 | 強制休店 | 強制退店 |
|---|---|---|
| 状態 | ストアが一時停止。注文・閲覧不可 | アカウント永久停止 |
| 復旧の可能性 | あり(原因の改善と報告で復旧可能) | なし(復旧不可) |
| 再出店 | 復旧後に再開可能 | 同一情報での再出店不可 |
| 条件 | 初回の重大違反、またはユーザー対応不備 | 2度目の規約違反 |
復旧の可能性と条件
強制休店からの復旧は以下の条件を満たす必要があります。
- 違反原因を完全に改善する(該当商品の削除、ガイドライン対応等)
- Yahoo!側に改善報告を提出する
- Yahoo!の審査を通過する
ただし、Yahoo!からの連絡に対して一定期間応答がない場合は強制退店に移行する場合があるため、通知を見逃さないようにしてください。
3モール共通の違反パターンと予防策
以下の4パターンは3モール共通で厳しく処分される違反です。
画像ガイドライン違反
| モール | 主なルール | 違反時の処分 |
|---|---|---|
| 楽天 | テキスト占有率20%以内、枠線禁止、白背景/写真背景/合成背景のみ | 5点/商品(累積で検索順位低下) |
| Amazon | メイン画像は白背景、テキスト・ロゴの挿入禁止 | 商品検索非表示 |
| Yahoo! | テキスト占有率20%以下、枠線禁止 | 検索順位低下〜商品ページ停止 |
価格表示違反(二重価格・有利誤認)
3モールとも、販売実績のない「通常価格」からの割引表示は景品表示法違反に加え、モール独自のペナルティ対象です。二重価格表示の詳細はECセール時の二重価格表示、景品表示法の基本はECの景品表示法入門を参照してください。
レビュー操作
3モールとも最も厳しく処分される違反カテゴリです。
| モール | 処分 |
|---|---|
| 楽天 | 違反点数80点(レベルⅥ:14日間改装中表示・違約金140万円) |
| Amazon | アカウント永久停止(機械学習で年間2億件超の不正レビューを検知) |
| Yahoo! | 商品非公開・休店・退店 |
レビュー施策のルールは楽天レビュー活用の基本、Amazonレビュー対策を参照してください。ステマ規制との関係はEC事業者のステマ規制ガイドで解説しています。
広告表現違反(薬機法・景表法)
化粧品・健康食品の効果効能表現や、根拠のない最上級表現は3モールとも広告審査NG・ペナルティ対象です。薬機法の詳細はECの薬機法ガイドを参照してください。
違反通知を受けたときの対処フロー
3モール共通で使える4ステップの対処フローです。
STEP1:通知内容の確認
| 確認項目 | 楽天 | Amazon | Yahoo! |
|---|---|---|---|
| 確認場所 | RMSの通知・メール | セラーセントラルのメール・ダッシュボード | ストアクリエイターProの通知・メール |
| 確認すべき内容 | 違反項目・加算点数・累積点数・対応期限 | 違反ポリシー・スコアの変動・改善計画の提出期限 | 違反内容・処分内容・改善要求事項 |
STEP2:原因の特定と該当箇所の修正
違反通知に記載された商品・ページ・広告を特定し、該当するNG箇所を即時修正します。修正前にスクリーンショットを保存しておくと、改善報告の際に役立ちます。
STEP3:改善報告の提出
| モール | 提出方法 | 提出期限の目安 |
|---|---|---|
| 楽天 | RMSから改善報告を送信 | 通知受領後7日以内 |
| Amazon | セラーセントラルから改善計画書を提出 | 通知受領後17日以内 |
| Yahoo! | ストアクリエイターProから報告 | 通知に記載された期限内 |
STEP4:再発防止策の策定と社内共有
同じ違反を繰り返すと処分が重くなります。以下の再発防止策を社内で共有してください。
- 違反原因の特定と文書化
- 該当するチェック項目の追加(後述のチェックリスト)
- 担当者間でのダブルチェック体制の導入
違反を未然に防ぐ日常チェック体制
月次チェックリストとダブルチェック体制で、違反リスクを事前に排除します。
月次チェックリスト
| チェック項目 | 頻度 | 確認内容 |
|---|---|---|
| 商品画像のガイドライン適合 | 月1回 | テキスト占有率・背景・枠線のルール遵守 |
| 価格表示の正確性 | セール前 | 二重価格表示の販売実績・8週間ルール |
| 広告表現の法令遵守 | 広告入稿時 | 薬機法・景表法のNG表現チェック |
| レビュー施策の適法性 | 月1回 | 高評価条件の特典がないか・ステマリスク |
| アカウント健全性の確認(Amazon) | 週1回 | 5指標の基準値チェック |
| 在庫・出荷体制の確認 | 週1回 | 在庫切れ・出荷遅延のリスク |
担当者間のダブルチェック体制
| 対象業務 | チェック者 | タイミング |
|---|---|---|
| 新商品の登録 | 登録者以外の担当者 | 公開前 |
| セール価格の設定 | 価格設定者以外の担当者 | セール開始前 |
| 広告バナーの入稿 | 制作者以外の担当者 | 入稿前 |
| レビュー施策の企画 | 法務担当または上長 | 施策開始前 |
モール側の最新ルール更新の確認方法
| モール | 確認場所 | 推奨頻度 |
|---|---|---|
| 楽天 | RMS「店舗運営Navi」・楽天からのお知らせメール | 月1回 |
| Amazon | セラーセントラル「ニュース」・Amazonからのメール | 月1回 |
| Yahoo! | ストアクリエイターPro「お知らせ」・Yahoo!からのメール | 月1回 |
よくある質問(FAQ)
Q1. 楽天の違反点数制度とは何ですか?
楽天市場の出店者がガイドラインに違反した場合に、違反内容に応じて5〜100点の点数が加算される制度です。累積点数に応じて7段階のペナルティが科されます。35点で検索順位制限、80点で14日間改装中表示と違約金140万円、100点で契約解除と違約金300万円です。点数は毎年1月1日にリセットされます。
Q2. 楽天の違反点数はいつリセットされますか?
毎年1月1日にリセットされます。ただしリセット前に契約解除レベル(100点)に達した場合はリセットされません。また、リセット後も過去の違反履歴はRMSに残るため、同じ違反を繰り返すと楽天側の対応が厳しくなる場合があります。
Q3. Amazonのアカウント健全性スコアとは何ですか?
Amazon出品者のポリシー遵守状況を200〜1,000の数値で表したスコアです。注文不良率(1%未満)・出荷前キャンセル率(2.5%未満)・出荷遅延率(4%未満)・追跡可能率(95%以上)・規約の順守の5指標で評価されます。スコアが200未満になるとアカウント停止リスクが高まります。
Q4. Amazonアカウントが停止された場合、復活できますか?
改善計画書を提出し、Amazonの審査で承認されれば復活可能です。改善計画書には①問題の根本原因、②実施した改善措置、③再発防止策を具体的に記載します。通常17日以内の提出が求められ、審査結果は1〜2週間で通知されます。ただし、アカウント「閉鎖」(永久停止)の場合は復旧が極めて困難です。
Q5. Yahoo!ショッピングの強制休店と強制退店の違いは何ですか?
強制休店はストアが一時停止された状態で、原因を改善してYahoo!の審査を通過すれば復旧可能です。強制退店はアカウント永久停止で復旧はできず、同一の住所・氏名・クレジット情報での再出店もできません。2度の規約違反で強制退店となります。
Q6. 3モールで最もペナルティが厳しいのはどこですか?
違反の種類により異なります。金額面では楽天の違約金(最大300万円)が厳しく、スピード面ではAmazonの自動検知による即時停止が厳しく、復旧面ではYahoo!の2度目の違反で永久退店(再出店不可)が厳しいです。3モール共通してレビュー操作は最も重い処分対象です。
Q7. 違反通知を受けたらまず何をすべきですか?
4ステップで対応します。①通知内容の正確な確認(違反項目・点数・期限)、②該当箇所の特定と即時修正(修正前のスクリーンショットを保存)、③モール側への改善報告の提出、④社内での再発防止策の策定と共有です。対応期限を過ぎると処分が重くなるため、迅速な対応が最優先です。
まとめ
モール別ペナルティの対応チェックリストを整理します。
- 楽天:違反点数制度。5〜100点の累積方式。80点でレベルⅥ(改装中表示・違約金140万円)。毎年1月リセット
- Amazon:アカウント健全性5指標。注文不良率1%未満が最重要。スコア200未満でアカウント停止リスク
- Yahoo!:強制休店→強制退店の段階処分。2度の違反で永久退店(再出店不可)
- 3モール共通:レビュー操作は最も厳しい処分。画像・価格・広告表現の違反にも注意
- 違反通知時は4ステップ対応:確認→修正→報告→再発防止
- 月次チェックリストとダブルチェック体制で違反を未然に防止
- 月1回は各モールの管理画面でルール更新を確認する
今すぐやるべきステップ: 各モールの管理画面(楽天RMS・Amazonセラーセントラル・Yahoo!ストアクリエイターPro)にログインし、未対応の通知がないか確認してください。Amazonの場合はアカウント健全性ダッシュボードで5指標の現在値も確認しましょう。
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よくある質問
Q. 楽天の違反点数制度とは何ですか?▼
A. 楽天市場の出店者がガイドラインに違反した場合、違反内容に応じて5〜100点の点数が加算される制度です。累積点数に応じて7段階のペナルティ(検索順位制限〜契約解除・違約金300万円)が科されます。点数は毎年1月1日にリセットされます。
Q. 楽天の違反点数はいつリセットされますか?▼
A. 毎年1月1日に累積点数がリセットされます。ただし、リセット前に契約解除レベル(100点)に達した場合はリセットされません。年末に近づくほど累積リスクが高まるため、下半期は特に注意が必要です。
Q. Amazonのアカウント健全性スコアとは何ですか?▼
A. Amazon出品者のポリシー遵守状況を数値化したスコアで、200〜1,000の範囲で表示されます。注文不良率・出荷前キャンセル率・出荷遅延率・追跡可能率・規約の順守の5指標で評価され、スコアが低下するとアカウント停止のリスクが高まります。
Q. Amazonアカウントが停止された場合、復活できますか?▼
A. 改善計画書を提出し、Amazonに承認されれば復活の可能性があります。改善計画書には①問題の根本原因、②実施した改善措置、③再発防止策の3点を具体的に記載します。通常17日以内の提出が求められます。
Q. Yahoo!ショッピングの強制休店と強制退店の違いは何ですか?▼
A. 強制休店はストアが一時停止された状態で、復旧の可能性が残されています。強制退店はアカウント永久停止で復旧はできません。2度の規約違反で強制退店となり、同一情報での再出店もできなくなります。
Q. 3モールで最もペナルティが厳しいのはどこですか?▼
A. 違反の種類により異なりますが、楽天は違約金が最大300万円と金額面で厳しく、Amazonは自動検知による即時停止のスピードが厳しく、Yahoo!は2度目の違反で永久退店となる点が厳しいです。いずれのモールもレビュー操作には特に厳しい対応をしています。
Q. 違反通知を受けたらまず何をすべきですか?▼
A. ①通知内容を正確に確認(違反項目・点数・対応期限)、②該当箇所を特定して即時修正、③モール側に改善報告を提出、④社内で再発防止策を策定の4ステップで対応します。対応期限を過ぎると処分が重くなる場合があるため、迅速な対応が重要です。
月歩|EC実務ラボ運営者
EC運営歴10年以上。商品企画・販売に関わる事業会社で、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの運営に携わり、商品ページ改善、広告運用、販促設計、データ分析を担当してきました。モール広告では、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングで月間数百万円規模の運用を経験しています。
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