EC実務ラボ
楽天初心者

楽天 RMS操作で迷わないための基本ガイド|よく使う画面と設定の整理

2026年3月22日

楽天市場の管理画面RMSの画面構成・主要メニュー・日常操作を解説します。商品登録・編集の基本操作、受注処理の流れ、店舗カルテの見方、よく使う設定の場所一覧、つまずきやすい操作と対処法まで、RMS操作の基本をこの1記事で整理します。

対象読者: 楽天市場のRMSを使い始めた、または操作に迷うことが多いEC担当者

この記事で分かること

  • RMSの画面構成と5つの主要メニューの役割が分かる
  • 商品登録・受注処理・店舗カルテなど日常操作の手順が分かる
  • 「あの設定はどこ?」に迷わないための設定場所一覧が手に入る

楽天市場の店舗運営はすべて**RMS(Rakuten Merchant Server)**という管理画面で行います。商品登録・受注処理・売上分析・広告設定・メルマガ配信まで、あらゆる操作がRMSに集約されています。機能が多い分、「あの設定はどこにあるのか」「この操作はどう進めるのか」と迷う場面も少なくありません。

本記事では、RMSの画面構成と主要メニューの役割から、日常的に使う操作の手順、よく使う設定の場所一覧、つまずきやすい操作と対処法まで、RMS操作の基本をこの1記事で整理します。

RMSの画面構成と主要メニュー

RMSは5つの主要メニューで構成されています。まず全体像を把握しましょう。

RMSトップページの構成

RMSにログインすると表示されるトップページには、以下の情報が集約されています。

エリア表示内容
ヘッダーメインメニュー(5つの主要メニュー)、ヘルプ、ログアウト
お知らせエリア楽天からの重要通知、システムメンテナンス情報
売上サマリー当日・当月の売上、前月比、注文件数
TODO/アラート未処理の注文、在庫切れ商品、ガイドライン違反通知
ショートカットよく使う機能へのリンク

最初に確認すべき場所: ログイン後はまず「TODO/アラート」を確認してください。未処理の注文や在庫切れなど、すぐに対応すべき項目がここに表示されます。

5つの主要メニューの役割

メニュー役割よく使う機能
商品管理商品の登録・編集・在庫管理商品登録、商品一覧、CSV一括操作、在庫設定
受注管理注文の確認・処理・出荷管理受注一覧、ステータス変更、送り状番号入力
データ分析売上・アクセスのデータ確認店舗カルテ、アクセス分析、売上推移
プロモーション広告・クーポン・メルマガの設定RPP広告、TDA広告、クーポンアドバンス、R-Mail
店舗設定店舗情報・デザイン・配送設定基本情報、配送方法、決済方法、店舗デザイン
RMSのメニュー構成は楽天のアップデートで変更されることがあります。操作に迷った場合は、RMS画面右上の「ヘルプ」→「店舗運営Navi」で最新のマニュアルを確認してください。

商品登録・編集の基本操作

商品登録はRMSで最も頻繁に行う操作です。必須項目と入力のコツを押さえましょう。

新規商品登録の手順

「商品管理」→「商品登録」から新規登録画面に進みます。

入力する項目と設定のポイント

項目必須入力のポイント
商品名検索キーワードを含めつつ全角127文字以内。先頭30文字に重要ワードを配置
販売価格税込価格を入力。二重価格表示のルールに注意
在庫数実在庫より少なめに設定(安全在庫の確保)
商品説明文PC用・スマホ用の2種類。HTMLタグが使用可能
商品画像最大20枚。1枚目はガイドライン適用
カテゴリ楽天ジャンルと店舗内カテゴリの両方を設定
送料設定送料込み or 送料別を選択

商品名の設計については楽天SEOの考え方、商品画像のガイドラインについては商品画像の基本で詳しく解説しています。

商品編集のよくある操作

やりたいこと操作経路
価格を変更する商品管理→商品一覧→対象商品→「編集」→販売価格を変更
在庫数を更新する商品管理→在庫設定→対象商品→在庫数を変更
商品画像を差し替える商品管理→商品一覧→対象商品→「編集」→画像設定
商品を非公開にする商品管理→商品一覧→対象商品→「倉庫に移動」
商品説明文を編集する商品管理→商品一覧→対象商品→「編集」→商品説明文

CSV一括操作の活用

商品数が多い場合は、CSV一括操作が効率的です。

操作手順おすすめ場面
一括登録商品管理→CSV一括操作→商品一括登録10商品以上を同時登録する場合
一括変更商品管理→CSV一括操作→商品一括変更セール時の一斉価格変更
在庫一括更新商品管理→CSV一括操作→在庫一括更新週次の在庫棚卸し反映
⚠️CSV一括操作は反映までに数分〜数十分かかります。セール開始直前のCSV操作は避け、少なくとも1時間前には完了させてください。また、操作前に必ずバックアップ用のCSVをダウンロードしておきましょう。

受注処理の流れ

受注処理は「注文確認→発送準備→出荷→完了」の4ステップ。漏れなく進めるための手順を整理します。

受注ステータスの流れ

楽天の受注には以下のステータスがあります。

ステータス意味店舗側の対応
注文確認待ち新規注文。まだ確認していない注文内容を確認し「注文確認」を行う
楽天処理中楽天側の決済処理中待機(通常数分〜数時間で完了)
発送待ち決済完了。発送可能な状態商品を梱包・出荷し、送り状番号を入力
発送済み送り状番号入力済み。配送中ユーザーに自動で発送通知メールが送信される
対応完了配送完了対応終了。一定期間後に自動アーカイブ

日常の受注処理手順

  1. 注文確認: 「受注管理」→「受注一覧」で「注文確認待ち」の注文をチェック。注文内容(商品・数量・送付先)を確認し、問題なければ「注文確認」ボタンを押す
  2. 発送準備: 「発送待ち」ステータスの注文をピッキング・梱包。納品書を印刷(受注一覧から一括印刷可能)
  3. 送り状番号の入力: 出荷後に「受注管理」→「受注一覧」で送り状番号を入力。入力するとユーザーに発送通知メールが自動送信される
  4. ステータス更新: 送り状番号入力後、ステータスを「発送済み」に変更

受注処理を効率化するコツ

課題効率化方法
1件ずつの送り状番号入力が手間CSV一括入力を使う(受注管理→CSV一括操作)
納品書の印刷が面倒受注一覧で複数選択→一括印刷
注文確認のタイミングが遅い1日2回(午前・午後)の定時チェックをルール化
キャンセル・返品の対応「受注管理」→「キャンセル申請管理」で一元管理
💡楽天市場では注文確認の期限が設けられています。期限を過ぎると自動キャンセルになるため、最低でも1日1回は受注一覧を確認してください。特に週末・祝日をまたぐ場合は注意が必要です。

アクセス分析(店舗カルテ)の見方

店舗カルテは「今、店舗で何が起きているか」を数値で把握するための必須ツールです。

店舗カルテへのアクセス方法

「データ分析」→「店舗カルテ」でアクセスします。ダッシュボード画面に主要指標が表示されます。

最初に見るべき4つの指標

指標意味確認の目的
アクセス数(PV)店舗ページが閲覧された回数集客の状況。広告やSEOの効果を確認
ユニークユーザー数(UU)訪問した人数PVが多くてもUUが少ない場合は同一ユーザーの回遊
転換率(CVR)購入者数÷UU×100商品ページの品質。低い場合はページ改善が必要
客単価売上÷注文件数1回あたりの購入金額。セット販売やクーポン施策の効果を確認

店舗カルテの主要画面

画面確認できる内容確認頻度の目安
ダッシュボード売上・アクセス・転換率の概要毎日
アクセス推移日別・週別・月別のアクセス数推移週1回
商品別アクセス商品ごとのアクセス数・転換率週1回
流入元分析検索・広告・お気に入りなど流入経路の内訳月1回
デバイス分析PC・スマホの利用比率月1回

データの読み方と次のアクション

データの状態考えられる原因次のアクション
アクセス数が減少している検索順位の低下 or 広告停止楽天SEOの考え方を確認 / RPP広告を見直し
アクセスはあるが転換率が低い商品ページの訴求力不足商品ページの作り方を参考にページ改善
転換率は高いがアクセスが少ない良い商品だが露出不足RPP広告で集客を強化
客単価が下がっているセット販売の低下 or 低単価商品に偏り客単価アップの施策を検討
店舗カルテのデータは前日分が翌朝に反映されます(リアルタイムではありません)。当日の受注状況は「受注管理」で確認し、数値の振り返りは翌日以降に店舗カルテで行いましょう。

よく使う設定の場所一覧

「あの設定はどこにあったっけ?」と迷ったときのためのクイックリファレンスです。

商品管理系

やりたいこと操作経路
商品を新規登録する商品管理→商品登録
商品を一覧で確認・編集する商品管理→商品一覧
在庫数を変更する商品管理→在庫設定
商品をCSVで一括操作する商品管理→CSV一括操作
商品を倉庫に移動(非公開化)商品管理→商品一覧→対象商品→倉庫に移動
店舗内カテゴリを編集する商品管理→店舗内カテゴリ
組み合わせ販売を設定する商品管理→商品一覧→対象商品→編集→組み合わせ販売

受注・配送系

やりたいこと操作経路
受注一覧を確認する受注管理→受注一覧
送り状番号を入力する受注管理→受注一覧→対象注文→送り状番号入力
送り状番号をCSV一括入力受注管理→CSV一括操作
配送方法を設定・変更する店舗設定→配送方法設定
送料を設定する店舗設定→配送方法設定→送料設定

広告・プロモーション系

やりたいこと操作経路
RPP広告を設定するプロモーション→RPP広告
TDA広告を設定するプロモーション→ターゲティングディスプレイ広告
クーポンアドバンス広告を設定するプロモーション→クーポンアドバンス広告
通常クーポンを発行するプロモーション→クーポン設定
R-Mail(メルマガ)を配信するプロモーション→R-Mail
ポイント変倍を設定するプロモーション→ポイント変倍設定

データ分析系

やりたいこと操作経路
売上・アクセスの概要を見るデータ分析→店舗カルテ
商品別のアクセスを確認するデータ分析→店舗カルテ→商品別アクセス
広告のパフォーマンスを確認するプロモーション→各広告メニュー→レポート
R-Mailの配信結果を確認するプロモーション→R-Mail→配信履歴

店舗設定系

やりたいこと操作経路
店舗の基本情報を編集する店舗設定→基本情報設定
サブアカウントを管理する店舗設定→基本情報設定→サブアカウント管理
店舗デザインを編集する店舗設定→店舗デザイン
商品画像のガイドライン判定店舗設定→商品画像登録ガイドライン
決済方法を設定する店舗設定→決済方法設定

つまずきやすい操作と対処法

RMS操作でよくある「困った」場面と、その解決方法を整理します。

商品登録・編集のつまずき

困った場面原因対処法
商品が登録できない必須項目の入力漏れエラーメッセージを確認し、赤字で表示された項目を入力
商品画像がアップロードできないファイルサイズ超過 or 形式不対応2MB以内のJPEG/PNG/GIFに変換。推奨は1200×1200px
CSVアップロードでエラーが出る文字コード or 項目の不一致文字コードをShift-JISに変更。楽天指定のテンプレートを使用
商品が検索結果に表示されない登録後の反映待ち or カテゴリ未設定登録後24〜48時間は反映待ち。楽天ジャンルの設定を確認
価格変更が反映されないキャッシュ or 反映待ちブラウザのキャッシュをクリアし、数分待って再確認

受注処理のつまずき

困った場面原因対処法
注文ステータスが「楽天処理中」のまま決済処理中通常数時間で完了。24時間以上変わらない場合は楽天に問い合わせ
キャンセル依頼が来たユーザー都合 or 在庫切れ受注管理→キャンセル申請管理で処理。発送前なら対応可能
送り状番号を間違えて入力した入力ミス受注一覧から対象注文を開き、送り状番号を修正して再登録

その他のよくある問題

困った場面原因対処法
RMSにログインできないパスワード期限切れ or アカウントロックパスワードリセットを実行。ロックの場合は楽天サポートに連絡
店舗カルテのデータが表示されないデータ反映のタイムラグ前日分のデータは翌朝反映。当日データはリアルタイムでは見られない
メルマガが配信できない配信対象リストが空 or 配信上限到達配信条件のセグメントを確認。月間配信上限は契約プランにより異なる
楽天からの違反通知が届いたガイドライン違反通知内容を確認し該当箇所を修正。画像違反は商品画像の基本を参照
💡RMSの操作でどうしても解決できない場合は、RMS画面右上の「ヘルプ」→「お問い合わせ」から楽天のサポートに連絡できます。問い合わせ時は「RMSのどの画面で」「何をしたときに」「どんなエラーが出たか」を伝えるとスムーズです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 楽天のRMSとは何ですか?

RMS(Rakuten Merchant Server)は楽天市場の店舗運営管理システムです。商品登録・受注処理・売上分析・広告設定・メルマガ配信・店舗デザインなど、楽天市場での出店に必要なすべての操作をこの管理画面で行います。Webブラウザからアクセスして使用します。

Q2. RMSにはどうやってログインしますか?

楽天RMSのログインページにアクセスし、店舗アカウントのログインIDとパスワードを入力します。セキュリティ上、パスワードは定期的に変更が求められます。ログインできない場合はパスワードリセットを実行してください。

Q3. RMSで商品を登録するにはどうすればいいですか?

「商品管理」→「商品登録」から新規登録画面に進みます。商品名・価格・在庫数・商品説明文・画像・カテゴリを入力して登録します。商品数が多い場合はCSV一括登録も可能です。商品名の設計については楽天SEOの考え方を参照してください。

Q4. 店舗カルテはRMSのどこにありますか?

「データ分析」→「店舗カルテ」でアクセスできます。売上・アクセス数・転換率・客単価などの主要指標を日別・週別・月別で確認できます。前日分のデータが翌朝に反映されるため、リアルタイムではない点に注意してください。

Q5. RMSの操作が分からないときはどこに問い合わせますか?

RMS画面右上の「ヘルプ」から楽天のサポートページにアクセスできます。「店舗運営Navi」にはマニュアルやFAQが掲載されています。解決しない場合は「お問い合わせ」から楽天の出店者向けサポートに電話またはメールで連絡できます。

Q6. RMSのサブアカウントは作成できますか?

はい、「店舗設定」→「基本情報設定」→「サブアカウント管理」から作成できます。担当者ごとにアクセス権限を設定でき、「商品管理のみ」「受注処理のみ」「全権限」などの権限分割が可能です。スタッフの入退社時はサブアカウントの管理を忘れずに行ってください。

Q7. RMSはスマートフォンから操作できますか?

楽天市場の店舗運営アプリを使えばスマートフォンからも基本操作が可能です。受注確認・在庫変更・売上確認などの日常操作に対応しています。ただし、商品ページの詳細編集・CSV一括操作・広告の詳細設定などはPC版RMSの利用を推奨します。

まとめ

RMS操作のチェックリストを整理します。

  • RMSは5つの主要メニュー: 商品管理・受注管理・データ分析・プロモーション・店舗設定
  • ログイン後はまず「TODO/アラート」を確認。未処理注文・在庫切れを最優先で対応
  • 商品登録は商品名の設計が重要。検索キーワードを含めつつ先頭30文字に重要ワード
  • 受注処理は1日2回の定時チェックをルール化。注文確認の期限切れに注意
  • 店舗カルテは毎日ダッシュボードを確認。アクセス数・転換率・客単価の3指標を把握
  • CSV一括操作はセール時の価格変更・在庫更新に必須。反映に時間がかかるため余裕を持つ
  • 困ったときは「ヘルプ」→「店舗運営Navi」。それでも解決しない場合は楽天サポートに連絡

今すぐやるべきステップ: RMSにログインし、トップページの「TODO/アラート」を確認してください。次に「データ分析」→「店舗カルテ」でアクセス数・転換率・客単価の3指標を確認しましょう。この2つの確認を毎日の習慣にすることが、RMS活用の第一歩です。

次に読むべき記事

よくある質問

Q. 楽天のRMSとは何ですか?

A. RMS(Rakuten Merchant Server)は楽天市場の店舗運営管理システムです。商品登録・受注処理・売上分析・広告設定・店舗デザインなど、楽天市場での出店に必要なすべての操作をこの管理画面で行います。

Q. RMSにはどうやってログインしますか?

A. 楽天RMSのログインページ(https://glogin.rms.rakuten.co.jp/)にアクセスし、店舗アカウントのログインIDとパスワードを入力します。初回ログイン時はパスワードの変更が求められます。

Q. RMSで商品を登録するにはどうすればいいですか?

A. RMSの「商品管理」→「商品登録」から新規登録できます。商品名・価格・在庫数・商品説明文・画像を入力し、カテゴリを設定して登録します。CSV一括登録も可能です。

Q. 店舗カルテはRMSのどこにありますか?

A. RMSのトップページから「データ分析」→「店舗カルテ」でアクセスできます。アクセス数・転換率・客単価・売上推移などの主要指標をグラフで確認できます。

Q. RMSの操作が分からないときはどこに問い合わせますか?

A. RMS画面右上の「ヘルプ」から楽天のサポートページにアクセスできます。また、RMSの「店舗運営Navi」にはマニュアルやFAQが掲載されています。電話サポート(楽天出店者向けコールセンター)も利用可能です。

Q. RMSのサブアカウントは作成できますか?

A. はい、「店舗設定」→「基本情報設定」→「サブアカウント管理」から作成できます。担当者ごとにアクセス権限を設定でき、商品管理のみ・受注処理のみなどの権限分割が可能です。

Q. RMSはスマートフォンから操作できますか?

A. 楽天市場アプリ「RMS」(店舗運営アプリ)を使えばスマートフォンからも基本的な操作が可能です。受注確認・在庫変更・売上確認などの日常操作に対応していますが、商品ページの詳細編集やCSV一括操作はPC版RMSの利用を推奨します。

✍️

EC実務ラボ編集部

Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの3モール運営経験をもとに、EC担当者が実務で使えるナレッジを整理しています。広告運用、商品ページ改善、分析、販促設計が主な領域です。

RMS日常操作チェックリスト

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